鈴木 優 新人類世紀

新人類世紀 プロフィール いよいよ新人類の時代が始まりました【新人類世紀】は次世代へ活きる人と自然と共生をテーマとして、ブログ「鈴木 優 新人類世紀 土地親和論シリーズ」をお送りするとともに、次世代に活きる価値観や生活スタイルや日本のコンテンツに関する情報をご紹介します。

B/N 2020.12.01 何が高級? 高級住宅地の定義 その2

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前回の問いから始めます。


では、今後現在の高級住宅地は高級住宅地のままでいられるのでしょうか。


私の答えはノーです。


その理由は、今後これまで産業革命(欧州先進地域で約230年~240年前、日本でも江戸末期)以降続いた近代・現代的社会構造や人々の価値観に根本的nな変化がくるとみているからです(そのあたりのことにつきましてはこのブログのテーマの一つであり、またおいおい書いていきたいと思っています)。
現在の高級住宅地の概念は産業革命以降の概念であり、その前提としている社会構造や人々の価値観が変化してしまえば、高級住宅地の概念も消えてしまう、あるいは変わってしまうと考えています。
もちろん今すぐではありませんが、今後10年ぐらいの期間ではこの概念の変化が徐々に出てくるでしょう。その中で、恐らく高級住宅地の概念は古臭い概念となり、新しい人々が住みたい憧れの場所が出てくると思います(おそらく、人と自然が調和する場)。


従って一応ここで申し上げておきます、余程の理由がなければ無理して長期のローンを組んだりして家を買うことは慎重にご検討されるように。
また、現在地価が高い、高級住宅地である、等の理由でそこの不動産を買って私は財産持ちだなどと言って悦に入ってはいけません。そのうち、その財産の価値は思わぬ事態で暴落してしまうかもしれませんから。


通常の不動産の専門家の中には、これまでの歴史の延長線上に少子高齢化を加味する程度で検討し、例えば田園都市線沿線や湾外沿いのタワーマンションはお勧めしないが青山、麻布、番町などは今後も大丈夫、等という人もいます。
しかし、時代が大きく変わる「時」という時点があります。
私は、現在がまさにその「時」だと考えています。
従って、その文脈で考えれば、過去からの高級住宅地の評価に引きずられるのは、不動産が非常に高価な商品になっている現在ではかなり危険なことだと言えるのです。